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初下ろしは6月とあってまだ未知数ではあるが、2連率トップの27号機は長尾章平が獲得。地元水面で調整は手の内、早めに合わせてパワーを引き出してくるか。続く60号機は齊藤仁が手中。連続優出中と上昇ムードの一基で楽しみ十分。72号機の笠原亮、71号機の丸野一樹も評判機を引き当てた。丸野は近況リズム好調で、今節も期待度は高い。前節優勝の21号機=松山将吾、準優勝の11号機=木下翔太も前検気配は良好だった。
一番時計は6.86を叩き出した坪井康晴。相棒の44号機は実績こそないが、タイムが示す通りに前検特訓は良さ気な雰囲気を見せていた。この舟足を生かして行きたいところ。続いたのが6.88の柳生泰二。こちらは行き足から伸びが軽快に映った。元々、伸び寄りの調整には定評があり更にパンチ力をつけてきそう。3位には長尾章平、西村拓也、磯部誠が6.89でランクイン。磯部の39号機は調整が合えば出る一基で手腕に注目。