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モーターの初下ろしは昨年の12月末。2枚看板機は全体的にパワフルに仕上がる51号機と、行き足系統が強い68号機。51号機を手にした井上忠政は調整手腕に定評があるだけに快速は時間の問題か。68号機を引き当てた田頭虎親も前検日からスリット近辺が目立っていただけに額面通りの活躍に期待が持てそう。センスある走りで場内を沸かす黒野元基に実戦向きの32号機、地元エース関浩哉の50号機、女流では西岡成美の64号機も優良モーターのひとつだ。他では調整が合えばトップ級に仕上がる72号機の石田貴洋にも注目を。
前検トップタイムは金田智博の6.65。モーター勝率こそ30パーセント台半ばの36号機でも、伸び寄りで節イチ級に仕上がった実績は過去に多々あり面白い存在となりそう。続く6.66には50号機と組む地元の関浩哉。こちらも伸び型のモーターで上位級のパワーを秘めている。6.68の佐々木完太は前検日のスタート特訓で直線系統に余裕がありそうだっただけに好材料と言えそう。6.70の新開航はダッシュ乗りが良さそうで、記念戦線で培った実力を遺憾なく発揮してきそう。