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モーターの初下ろしは昨年の9月。4月に温水パイプが外れ3節目とあり多少の機力の変動はありそうだが、相場はほぼ固まっている。エース機は行き足から伸びにかけてがパワフルな新田雄史が手にした18号機。出足系統もくる傾向にありコース不問で見せ場を作りそうだ。出足を軸にバランス型に仕上がる湯川浩司の32号機、行き足に余裕がある伊藤誠二と組む33号機、モーターのパワーは申し分のない平高奈菜の34号機に、伸びに特化している松田祐季の35号機がそれに続く。
前検日の一番時計をマークしたのは6.47の板橋侑我。本人のコメントは控えめだが、季節を問わずに伸びがずっと高いレベルで推移している46号機の持ち味を早くも引き出していそうだ。続く6.49には西野翔太。ターン回りには課題を残すが、本人納得の直線は及第点が付く。6.52には中島孝平、松田祐季、磯部誠に黒野元基の4者が並んだ。中島は近況、勝率以上の力強さのあるモーター。松田、磯部は評判機なりにタイムをマークした。ただ、磯部は新ペラ交換があっただけに気配動向には注目を。