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モーターの初下ろしは7月とあり、使用期間は約半年。機力相場は固まっておりエース機の呼び声が高いのは菊地孝平が手にした29号機と赤坂俊輔の57号機。菊地のモーターは出足系が仕上がる傾向にあり本人も「レース足が良さそう。回ってから進んでいるし、伸びもグイグイではないけど余裕あった」と納得の表情。赤坂の方は伸びが特長。地元のアドバンテージもあり快速は待ったなし。他では今垣光太郎の36号機は合えばすべてが揃うパワー機だ。山田哲也の72号機、高田明の51号機も素性は確かで注目を。
トップタイムは伸び型の看板機57号機の赤坂俊輔。額面通りのパワーを早々に誇示してきた。2番時計は6.71の菅章哉。大村はチルト1.5度までが最大なだけに前検日は0.5度での測定だったが、今節も強伸び仕様でスタンドを沸かせてくれるはずだ。6.73をマークしたのは山口剛。モーターの素性は中堅クラスで出足系統に鈍さがあり今後の調整での変り身はありそう。6.74の齊藤仁はモーターの特性通りに伸びに力感。6.75の柳生泰二も同様の特長が出るモーターで直線は軽快な動きをみせていた。