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今年の5月5日から温水パイプが外れた現行のモーター。市川哲也の69号機が一番の評判となっているが、前検練習では「行き足が無い」とまだ調整を合わせ切れていない様子。市川に続き白石健の45号機、中田元泰の51号機、赤岩善生の36号機、深谷知博の11号機が上位グループを形成している。その中でも白石は「行き足は良さそう」と早くも手応えを掴んでいた。その他の注目モーターとしては篠崎元志の14号機と渡邉和将の29号機を挙げておきたい。
今回の前検一番時計は菅章哉が叩き出した6.65。数字通りに悪い感触ではなかったが「もっと伸びを付けたい」と更に上を狙って調整を続ける構え。僅差の6.66で田中和也、深谷知博、佐藤翼の3選手が菅に続いたが、3選手ともまだ際立つような特長のある足ではなさそう。理想とする足に少しでも近づけていきたい。初日、ドリーム戦メンバーでは峰竜太と徳増秀樹が記録した6.69がトップ時計となった。