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モーター初下ろしは昨年末とあり機力相場は固まっている。もともとエース機の呼び声が高かったのは福島勇樹が引いた36号機だったが、夏場を境に下降し目立たぬ脚勢に。現在2枚看板と言われているのは枝尾賢の63号機、荒井翔伍と組む75号機。直線系統が目立つモーターが少ない中で、この2基は唯一行き足から伸びがパワフル。他では濱野谷憲吾の14号機に、地元の土屋智則が引いた20号機も素性はまずまず。山口剛の53号機、瓜生正義の54号機も覚えておきたい。
前検トップタイムをマークしたのは毒島誠。前検日のスリット近辺の伸びはドリーム班の中でそん色はなし。好タイムの裏付けもある上に、地の利も心強く仕上がりは早そう。2位に同じく地元の大澤普司6.63。3位は石野貴之、桐生順平が6.65の同タイムを計測。大澤、石野はスタート特訓でそこまで目立たなかったが、桐生はむしろ直線系統は力強くモーター勝率を覆す雰囲気があり楽しみがありそう。5位には藤山雅弘、荒井翔伍、関浩哉が6.66で続いた。