日本モーターボート競走会全面協力 PHP研究所より青春小説『ボート・ミーツ・ガール』を発刊 -女子ボートレーサーの成長を”モノ”の視点から描く感動のドラマ-

ピックアップニュース 2015/11/13

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一般財団法人日本モーターボート競走会(東京都港区・会長:小池保夫)が制作に全面協力した青春小説『ボート・ミーツ・ガール(BOAT MEETS GIRLS)』が、株式会社PHP研究所より平成27年11月21日(土)に発刊されます。
 
本作品は、ボート、ヘルメット、大時計といったボートレースに関連する”モノ”の視点で、主人公の少女が日本で唯一の選手養成機関「やまと学校」に入学、選手デビューを果たし、「男女平等」「未経験からスタート」「高収入」のボートレース界で戦い、同期の選手達と共に葛藤し成長していく姿が描かれています。制作期間は平成25年春から約2年半。制作開始時期にデビューしたことからイメージモデルとなった富樫麗加選手(東京支部・B1級)や米井里実選手(東京支部・B2級)への度重なるインタビューに加え、「やまと学校」やボートレース場での綿密な取材に基づき、物語の中で登場する細かなディテールにまでリアリティを追及しました。
 
「公営競技×文芸」という形態を取ったこの本は、従来のボートレースファンに楽しんでもらえることはもちろんですが、これまでボートレースと接する機会のなかった方々への認知・理解を促し、ボートレース界全体がより活性化するきっかけとなることを期待します。
 
◆選手の感想コメント
富樫麗加選手(東京支部・B1級)
ボートレースの小説と聞いたときはビックリしました!この本をきっかけに少しでもボートレースに興味を持っていただけると嬉しいです。是非、手にしてみてください。
 
篠崎元志選手(福岡支部・A1級)
ボートなど僕らレーサーにとって”モノ”とは言い切れない”相棒”の視点で描写されている点が目から鱗でした。ディティールが細かいところも選手目線から二重丸です!
 
◆あらすじ
何にでも名前を付け話し相手にしてしまう天然で落ちこぼれの”赤間小夏”、トップレーサーである母への信頼と尊敬を心に抱く天才肌の”金原レイカ”、父親との間に長年に亘る確執をかかえている関西出身で勝気な”一条葵”、コミュニケーションが苦手で筋金入りのオタクの”影山ゆかり”。小夏ら女子4人の同期ボートレーサーを中心に、若き女子選手たちがそれぞれの殻を破ろうとする様を、ボートレースにまつわる”モノ”の視点から描いていく傑作青春小説。
 
◆著者 古賀幸太 プロフィール
1982年、福岡県生まれの新進作家。舞台演劇の劇団主宰、俳優、脚本家としても活躍中。抱腹絶倒の展開でありながら最後に泣かせる作風で人気を博している。
 
◆概要
【タイトル】ボート・ミーツ・ガール(BOAT MEETS GIRLS)
【著者】古賀幸太(KOGA KOTA)
【発売予定日】平成27年11月21日(土)
【本体予価】1,400円(税込1,512円)
【体裁・頁数】四六判並製(H 188mm×W 128mm)・240頁
【発行】株式会社PHP研究所
【協力】一般財団法人日本モーターボート競走会