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昨年の9月が初下ろしで、現モーターの残り使用期間はあと3節とあり機力相場はほぼ固まっている。最高勝率機の63号機は春先から下降をたどりパーセントのパワーはなさそうで評価は割引き。バランス型で全体的に仕上がる傾向にある60号機は若狭奈美子、同じくレース足が強く接戦対応型の61号機を引き当てた寺田千恵、調整が合えば節イチ級の出力を誇る向井美鈴の69号機にも注目。スリット近辺の行き足を軸に直線系統に見どころがある31号機の廣中智紗衣、66号機の中村桃佳もシリーズを盛り上げそう。
前検トップタイムを計測したのは6.66の藤原菜希。伸び型のモーターの特長は引き出してきている感で、持ち味の機動力を発揮するには好材料となりそう。2位には6.69の深川麻奈美でモーター勝率はなく近況のモーターの動きを考えればこちらも楽しみだ。3位には地元期待の高田ひかるが6.71でランクイン。低勝率モーターで不安はあるものの、素性に関係なく日毎に折り合いをつけ、直線系統を節イチ級に押し上げる調整ノウハウは周知の通り。気配動向は要チェックだ。