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初おろしは昨年の12月とまだモーターの勢力図は固まっていないが、大上卓人の26号機がエース級の見立て。「スリット近辺は余裕があった」と素性は良いだけに早く調整を合わせたい。それに続く評判機は小坂尚哉の7号機、川上剛の15号機あたり。中でも川上は「評判通りで力強い」と早くも納得の表情を浮かべていた。その他では直線は上位クラスの呼び声が高い桐生順平の45号機とバランス良く仕上がる山崎智也の35号機に注目したい。
湯川浩司が叩き出した6.62が今回の前検一番時計となった。「行き足は悪くなさそう」と数字通りに手応えもまずまずの様子だっただけに実戦でもパワーを引き出したい。徳増秀樹と杉山正樹の6.64、赤岩善生と上條暢嵩の6.65が二番手グループを形成。4選手とも、まだ際立つような動きは見られなかったが、調整を合わせてレースのしやすい好みの舟足に仕上げていきたいところ。初日、ドリーム戦メンバーの中では井口佳典の6.67がトップ時計となった。