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当地のモーターは今年の2月から使用されているが、今回は温水パイプが付いて4節目となる。ドリーム戦組では峰竜太の40号機が実績モーターの一つ。好枠を味方につけて幸先の良いスタートを切りたい。前評判からしても松井繁の35号機に毒島誠の13号機が、峰に続いてくるか。両選手とも共通してスリット近辺の良さをコメントしていただけに実戦でも、この勢いがあれば十分に通用しそう。地元勢からは白井英治の39号機に寺田祥の52号機を挙げておきたい。
湯川浩司の6.61がチャレンジカップのメンバーの中では、前検一番時計となったが、6.60台をマークした選手が大多数を占める結果となった。その湯川は「エンジンはしっかりしていると思う」と38号機の素性は悪くなさそうなだけに更に調整を煮詰めていきたい。モーター抽選結果でも話題に取り上げた峰竜太と松井繁に加えて前田将太の3選手が6.62を叩き出して2番手グループを形成。峰と松井は実績モーターを裏付ける好材料にもなっただけに要警戒。
例年、トップクラスのモーターは男子に回るため、機歴に大差はない。上位評価は3基。11号機は海野ゆかりが引き当てた。9月の周年記念で石野貴之が快速仕立て。自身、今年は優勝5回、直近の2節で連続Vとリズム最高潮で乗り込んできた。50号機は山下友貴。レディースチャレンジカップは初出場となる。ただ、モーターは近況で転覆続き。影響は懸念される。58号機の細川裕子も初出場。「伸びは悪い感じしない」と話しており、台風の目となるか注目したい。
上位のタイムは僅差で接戦となった。トップは細川裕子の6.62。本人は「出足を求めていく」と話しているが、モーター素性のよさが数字となって表れたと解釈したい。これに続くのが田口節子で6.63をマーク。三浦永理、中村桃佳が6.64で続いた。ドリーム組では長嶋万記が6.65を計時。「好きな感じではない。ペラは叩き直す」とこちらは気配の変化がありそう。評判機の海野ゆかりも同タイムを計測。十分、合格ラインには達していると判断する。