本体整備の効果が出ていた初日、12レースの白井。16号機は、まだ全体的に上積みが必要だがスタート横一線ならば1マークは先制ターンに持ち込めそう。辻は捲りと差しの両面策からバック水面は内へ鋭く詰め寄る走りを見せたい。「伸びは全然悪くない」と気配はソコソコの篠崎。うまく差し場を拾って早々と抜け出しを図るレースへ。ややレース足で見劣る羽野だがターン回りを仕上げて、きっちりと一番差しを入れていきたいところ。

羽野と篠崎がコンマ10のトップタイミングで踏み込みますが、伸び返した白井が1マークを先制。懐に差しが殺到するも、なんとかしのいで直線で先頭に立ちます。白井は次コーナーを全速で回ると徐々に後続との差を拡大。残る周回も安定感のある航走を披露して逃げ切りに成功しています。2着は2周2マークで羽野のターンが膨らんだ隙に抜け出した桐生。3着を羽野が取り切っています。