もうひと足ほしい感じの桐生だが、メインカードの絶好枠を占めれば負けられない。スリットで後手に回ることなくきっちりと1マークを先取りたい。ここで勝ち星をあげてリズムアップを図りたい。モーターのパワーで毒島が一歩リードしている。スピードに乗ったまくり、まくり差しの両面策で肉薄する。差しの一手で粘り込むのが藤岡だが、上昇ムードの真庭もアウトから切り込んで見せ場を作りたい。

ピット離れで真庭が遅れて、123/465の隊形となります。藤岡がいの一番にスタート放つも、桐生が有無を言わさぬイン速攻！　瞬く間に1マークを旋回した桐生は、バックストレッチで早くも先頭に立ちます。さすがの走りでグイグイと後続艇を突き離した桐生が1着でフィニッシュ。念願のシリーズ初白星を手にしています。藤岡と毒島による次位争いは、3周1マークで藤岡をさばいた毒島に軍配。