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初下ろしは昨年の11月末で半年以上が経過しており、機力相場はほぼ固まっている。上位機は大差なく拮抗しているが、その中で毒島誠が引き当てた64号機は3拍子揃う快速機でアタマひとつ抜けたパワーでエース機の呼び声。予選道中の機力比較は毒島を中心に評価されていきそうだ。続く評判モーターは向後龍一の24号機と守田俊介の9号機。出足、ターン回りが仕上がる傾向なだけにこちらはレースに行って真価を発揮しそう。52号機の篠崎仁志も前評判通りの力感をみせていた。
前検トップタイムは6.65を計測した毒島誠。丸亀不動のエース機・64号機の後ろ盾は確かで序盤から飛ばしそう。2位には久田敏之の6.68。近況はやや落ち目の7号機でも合えばトップクラスに仕上がる良機でこちらも楽しみ。3位には6.72の山口剛。スリット近辺の舟足が軽快で班の中で目立っており面白い存在になりそう。6.73に前川守嗣、6.74は益田啓司、平山智加が続いた。前川、益田は行き足が合格、平山も20パーセントのモーター勝率だが、かなりの手応えを得た様子でこちらも目が離せない。