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一番の注目は昨年12月から急上昇を見せる56号機。これを新田雄史が引き当てた。全部の足がいいとの評判で、エース機と目される29号機を凌駕する勢い。初制覇に向けて腕撫す。前述の29号機は赤岩善生が手中。さらなるパワーアップに期待したい。その他、地元勢が好調機をゲット。出足軽快な8号機は坪井康晴、伸び目立つ48号機は横澤剛治と、銘柄級がパートナーになった。服部幸男は44号機とタッグ。東海地区選V4、地元の総大将が復活を期して臨む。
トップタイムは新美恵一の6.50。頭ひとつ抜けた数字ではあるが、近況の機素性はパッとしないだけに、数字を鵜呑みにはしづらい。これに続くのは6.55の服部幸男。「まずまずの感触」と前検気配に及第点をつけた。6.56は3人。池田浩二、徳増秀樹、黒崎竜也が計時した。「伸びる感じがありました」とは池田。これは信頼できそうだ。黒崎は前回、56号機を引いており、「その時のイメージで調整する。起こしの感じはよかった」と楽しみなコメント。