71号機の2連対率なりにパワーを引き出している桑原が予選ラストの1号艇。全体にもう少しパンチを付けたいが1マークで先手を握れば逃走戦は可能とみたい。今節はスタートに安定感がある北川。差しに捲りの両面策から積極的に突破を図る走りへ。実戦向きの仕上がりになっている石渡はセンター勢の仕掛けを利用してシャープな捌きを見せたいところ。穴的存在ならば佐々木。強力な舟足と共にリズムの良さもあるだけに6号艇でも侮れない。

桑原がコンマ06のタイミングで先陣を切ると、1マークで残る5艇をシャットアウト。スルスルと艇を伸ばし、大きく差を開いていきます。あっさりと一人旅に持ち込んだ桑原は、最後まで冷静に運んで勝ち名乗り。前半のうっぷんを晴らす白星で、準優勝戦へ弾みを付けています。次位争いは、北川、村岡、橋本が三つ巴の様相となりますが、2周1マークを先行した北川が先着。村岡が3番手となっています。