準優三番勝負はすべて万舟券が飛び出す大波乱。シリーズリーダーの今垣も2着に敗れたことで、桐生が絶好枠と相成った。一応、これが中心となるものの、何があるのか分からないのが福岡水面。難解な一戦となることは間違いないだろう。毒島は言うに及ばず、昨年に続く優出を決めた羽野と多彩な顔触れが勢揃い。加えて、紅一点となる大山の参戦が大一番をさらに面白くする。優勝すればグランプリ出場まで視野。夏の女王がSGレーサー相手に挑戦状を叩きつける。

コンマ08のスタートから、桐生がイン速攻！　まくらせず差させずのターンで1マークをクリアすると、バックストレッチで先頭へ。桐生は続くコーナーも先に旋回していきますが、毒島がしぶとく猛追。しかし、しっかりとしのぎ切った桐生が1着でフィニッシュし、福岡チャンピオンカップを初制覇しています。次位には毒島が入線。3着は1周2マークを鋭く回った今垣が入っています。