予選トップ通過から準優勝戦も圧倒的なパワーでインから押し切った毒島がV最短距離の1号艇をつかんだ。優勝戦の6名の中に入っても行き足から伸びは一枚も二枚も上、スタートきっちり踏み込み8戦全勝のパーフェクトへ一気に駆け抜ける。機力面で毒島に追従するのは2コースから的確に差しを狙う行き足のいい前本だが、地元のエース今垣も準優勝戦同様に代名詞でもある3カドに引き強攻策で逆転を目論む。暮れのグランプリ出場に向け、賞金の上積みが欲しい6枠新田のコース取りにも注目したい。

新田が展示よりも一つ外の4コースに入り、岡村のみダッシュを選択。進入は12364/5の隊形となり、トップタイミングで踏み込んだ毒島が速攻戦を展開します。毒島はバックストレッチでグイグイと艇を押し進めると、続く2マークも豪快にターン。その差をさらに拡大して一人旅を満喫します。圧倒的な強さを見せた毒島が優勝のゴールイン。見事パーフェクトVを決め、今年最初のG1制覇を果たしています。