予選トップ通過の菊地が準優でイン逃げに成功。8月のメモリアルと同じストーリーを描きファイナルの1号艇を奪った。舟足はこのメンバーでも見劣りしないはず。早いスタートとコース利を存分に活かし、今度こそ押し切ってV。馬場が2コースから鋭く差して食い下がる。バック伸び比べに持ち込みたい。順調にモーターを仕上げてきた田村がセンター好位置から思い切りよく攻めるが、冷静に展開を読む山口も虎視眈々と首位の座を狙う。

唯一0台でスリット超えた菊地が先制を仕掛けるも、馬場がシャープな差しハンドル。馬場は菊地をかわして一歩前へ出ます。先頭を行く馬場は追いかける菊地を寄せ付けずにバックストレッチを快走。次コーナーをきっちり先取りすると、みるみるうちに差を広げて安全圏に突入します。最後まで手綱を緩めることなく走り切った馬場が1着でゴールイン。見事、自身初のボートレースダービー制覇を遂げています。