ベスト18を巡る予選ラストの12レースは、まくって良し、差して良しの節イチ級のパワーで5戦4勝オール連対の快進撃が続く遠藤に1号艇。互角のスリットから自分の間合いで舟を回し独走態勢に持ち込む。逆転の一番手は4コースカド位置から、ロスなく最内を切り込む西橋に期待。センターから握る山川マークから冷静な差しワザでバック好位へ押し上げる。行き足が良く全2連対の走りが続く山川も好勝負。舟足の上積みが欲しい竹井は2コースから差し粘るレースとなりそう。

唯一の0台で踏み込んだ遠藤が1マークを先取りします。鋭く伸びた山川が迫っていくも、遠藤は付け入る隙を与えない旋回を披露。遠藤はバックストレッチで一気に引き離すとセーフティーリードを獲得します。その後は落ち着いた航走で周回を重ねてゴールイン。遠藤がシリーズリーダーの座を守っています。次位続いた山川も準優勝戦の好枠をゲット。2周1マークで海野を振り切った川野が3着としています。