水面状況悪化のため5日目は7レース以降が中止。優勝戦のメンバーは予選得点率上位6名となった。1号艇は予選をオール3連対でまとめた杉山。伸びは上がいてもそれを補える好出足が武器。G1初Vへこん身の逃げを打つ。隣に構える坪井も舟足はバランスが取れて良い部類。冷静に差して肉薄する。伸びがいいのはダッシュに引く湯川と佐藤。スタート隊形次第では両者に一発の魅力があるが、長田もモーター勝率どおりの気配を見せており、地元タイトル戴冠へ攻めの姿勢で臨む。

杉山が1マークを先マイしますが、坪井と長田の攻めを抵抗すると3艇が大きくターンマークを外します。空いたところに湯川が鋭い差しハンドル。湯川はバックストレッチでジワジワと後続との差を広げます。続く2マークを落ち着いて旋回した湯川が首位の座を揺るぎないものに。その後も冷静なレース運びを見せた湯川が1着でゴールし、3度目となる江戸川周年記念制覇を達成しています。