予選最終日の4日目は荒天のため6レースまで成立し、中止打ち切りとなった。よって5戦3勝で得点率トップ通過を果たした中野が、準優勝戦11レースの1号艇で登場する。機力は3拍子揃い節イチクラスの快速仕様。インからスリット後に伸び返して逃げ一気にレースを作る。出足が強い齊藤が、2コースから機敏に差して中野にバック迫る。濱野谷は機力は平凡でも、4コースカド位置からスタートと旋回力を駆使して連争いに参入。良機なりに伸びがパワフルな今泉も濱野谷と連動してスタート張り込めれば、面白い存在となりそう。

ピット離れで今泉が押し出され、進入は123/465の並びに。コンマ06のトップタイミングで踏み込んだ中野が1マークを先取りします。濱崎がまくり差し仕掛けるも届かず。中野は直線でみるみる艇を伸ばしていきます。次コーナーも堅実に回った中野は安全圏へ突入。中野が逃げ切って先頭でゴールし、優勝戦の白いカポックを手にしています。2周1マークで濱崎の内へ切り込んだ今泉が最後の椅子を獲得。