2日目の6コース捲りを含めて予選で3勝をマークした中野が得点率トップの座を掴んだ。序盤の強烈だった伸びは、やや落ちたが内からでも十分に戦える足色。逃げで主導権を握るか。丸野は差しと捲りの両面策から素早く内へ詰め寄る走りへ。対抗の一番手に推す。4日目は好気配を見せていた佐藤の16号機。気迫のスタートから果敢な攻めで挑んでいきたいところ。井上は佐藤よりも先に攻める展開に持ち込みたい。舟足は中堅級の仕上がり。

コンマ03の早い踏み込みから中野が電光石火のイン速攻を放ちます。中野は力強い立ちあがりから直線でグイグイ艇を伸ばすと瞬く間に艇間を拡大。次の2マークもきっちり先制して安全圏を構築します。あっさりと勝負を決めた中野が先頭でゴールラインを通過。文句なしのレースで優勝戦のポールポジションを獲得しています。次位を巡る井上と佐藤による攻防は、3周1マークで佐藤を捕えて逆転に成功した井上に軍配。