初日後半の3個レースは山口・岡山・広島支部で分かれトライアルが行われる。このレースの1、2着選手が2日目のドリーム戦に出場する。12レースは地元から選抜された6名で争われる。主導権を握るのは1号艇に組まれた山口。手にしたモーターは26パーセント。しかも新ペラからのスタートと楽な戦いにはならないが、コース有利に逃げて期待に応えるとみた。西島は2コースなら差しに的。ひき波をスムーズに超えて追走する。展開を突くのは上平だが、大上には大外枠を克服できるパワーがある。

いの一番にスリット超えた山口が1マークを先取りします。船岡が角度よく切り込んできますが、山口には及ばず。直線で一歩前に立った山口が続く2マークも先制します。山口はここで首位の座を揺るぎないものにすると、安定した航走で周回を重ねて1着でフィニッシュ。初日を2着、1着でまとめ、好調な滑り出しとしています。上平と船岡による2着争いは、2周1マークを位置有利に旋回した船岡に軍配。