予選6戦全勝と完璧な走りを披露している藤原が準優勝戦12Rの白いカポックを着用。舟足に関しては言うことなく、あとは自分自身との戦い。優勝戦の1号艇獲りへプレッシャーに打ち勝ち、がっちり逃げる。逆転があるなら馬場の鋭角差し。仕上がりは中堅レベルの雰囲気だが、旋回力で1マーク勝負へ。機力UPに成功している山田は自在戦からバック好位へ出たいが、佐藤も見劣ることはなく最内突いて艇を伸ばすシーンも十分にある。

ピット離れで遅れた福田が押し出されて、123/465の並びに。その福田がトップスタートを決めるも枠遠く、互角に踏み込んだ藤原が1マークを先取りします。山田が渾身のまくり差しを繰り出しますが、引き波にハマって届かず。藤原がリードを広げていきます。以降もパワフルな走りで逃げ切った藤原が勝ち名乗り。G2完全優勝に王手をかけています。馬場と山田の追走を振り切った佐藤が次位を確保。