太田が準優勝戦もしっかり押し切って、ファイナルの絶好枠番に構える。舟足は間違いなく仕上がっており、節イチと言えるだろう。高松宮記念連覇と同タイトル6度目の制覇へ、堂々と逃げ切り有終の美を飾るか。濱野谷は優勝戦当日が49歳の誕生日。今節は通算2000勝を達成と縁起のいい大会でもあり、最後も見せ場を作ってくれるはず。絶対王者・松井のツケマイ強襲も魅力の一つ。ヒモ穴で太田の弟子である丸岡の絡みを狙いたい。

ダッシュよく椎名が内へ絞っていきますが、松井がブロックして攻めきれず。太田が1マークを先取りしていきます。濱野谷が差し、上條がまくり差しで迫るも太田にはわずかに届かず。太田はバックストレッチで一歩前に立ちます。迎えた2マーク、位置有利に先制した太田が首位の座を確保。その後も安定した航走で周回を重ねた太田が1着でゴールし、高松宮記念特別競走の2連覇を達成しています。