舟足に関しては悲観をするような動きではなかった毒島の14号機。1周1マークを先取り出来れば、そのまま逃走劇に持ち込めそう。中心の一戦。対抗の一番手は西山を指名。自在に立ち回って逆転駆け狙っていきたいところ。「全体に物足りない」と前検練習は気配劣勢ムードだった池田。しかし、機の立て直しを図ってくるとみたい。シャープな捌きで一気に突き抜ける走りへ。池田の仕掛け次第になりそうな白井だが、道中追撃戦で見せ場を作っていきたい。

ほぼ横一線のスリット隊形から、1マークが毒島が先マイします。西山の差しは流れ加減となり、毒島が大きなリードを獲得。グイグイと艇を伸ばし、独走スタイルに持ち込みます。毒島は最後まで手綱を緩めることなく走ってゴールイン。初戦を快勝して、幸先いい滑り出しとしています。1周1マークを握って回った白井が2番手で入線。平高による再三の追撃を退けた西山が、3番手となっています。