池田がドリーム戦から反撃に転ずる。今年は唐津と鳴門でG1制覇。グランプリ出場へ好位置につける。それだけに少しでも賞金を上積みしたいところ。白星ゲットでグッと流れを引き寄せたい。対抗は毒島。今年はボートレース甲子園Vが目立つ程度で、ビッグタイトルとは縁がない。それだけに期するものも大きいはず。山口や丸野といった実力者も虎視眈々と上位をうかがう。狙って面白いのは松田。初戦はコンマ05のトップスタートから逃げを決めた。一発の魅力大。

ほぼ横一線のスリットから池田が1マークを先取りします。秦がブイ際差しハンドルも及ばず。池田は直線でグイッと伸びて、リードを拡大します。続く2マークも全速で回った池田は安全圏に突入。しっかりと逃げを打った池田が1着でゴール。シリーズ初勝利としています。差して順走の秦が次位入線。激しい3番手争いは、最終マークで松田の艇が浮いた隙に抜け出した山口が競り勝っています。