し烈な準優勝戦を勝ち上がったベスト6が出揃いシリーズはいよいよ大詰め。1号艇には「芦屋は一番多く練習した水面」と語る地元エース小野が座る。伸びを中心に機力は万全。5着に敗れた昨年の鳴門第4回大会と同じ枠番でもある2年連続の1枠戦で、リベンジを果たす舞台は整った。イン速攻劇でラストを締める。2コースから機敏に差す出足が軽快な遠藤が相手筆頭。バックで小野に迫る。良化著しい竹井はセンターからフルターン勝負。冬の女王・平高に大会連覇がかかる岩崎も気配は上向いており連下圏内。

コンマ07の好スタートを決めた小野がイン先マイ。遠藤が小野の懐を狙っていくも、直線で小野が一歩前に出ます。続く2マーク、小野は遠藤を抑え込む強気な旋回で抜け出しに成功。グイグイと艇を伸ばしその差を拡大していきます。地元の期待に応えた小野がしっかりと逃げ切り、レディースオールスターを初制覇。最終コーナーで竹井の内を突いた遠藤が2着に入線、竹井が3着でレースを終えています。