12レースは上昇モーター25号機と組む篠崎が中心。「前検日から足はずっといい。気温に合わせてペラの微調整だけ」と舟足はバランスが取れて本格化している。進入は枠なりの3対3が有力。マイペースのイン起こしから外の攻めをいなして逃げを打つ。大敗が続いたが、14号機の赤坂に節イチ級のパワー。2コースからロスなく差しに入れれば、バックで篠崎に肉薄する。地元でスタートの迫力が増す宮地も、得意の4コースカド位置から自力主体に攻めそうだ。

トップタイミングでスリットを駆け抜けた篠崎が真っ先に1マークへ到達。鮮やかなターンを繰り出して制圧すると、一気に後続を引き離していきます。バックストレッチで早くもセーフティーリードを築いた篠崎は、ゴールラインまで首位の座を堅守。篠崎が見事な完封勝利でシリーズ2勝目をあげて、ポイントを上積みしています。順走した赤坂が2着を確保。3着には塩田が入っています。