シリーズ初日は2、3着とまずまずの滑り出しとなった松井の48号機。「出て行く事はなく普通」と、まだ調整の途中だが1号艇ならば、内から先行態勢を築ける実戦足はあるだけに主軸のレース。桐生は差しに捲りの両面策から自在かつ器用な立ち回りで激しく迫っていきたいところ。羽野と茅原はシャープな捌きから道中はスピード勝負で挑む構えか。強気の旋回で内勢に食い付く走りを見せたい。

1マークを先マイした松井のターンはやや膨らみ加減となります。桐生が差しハンドルで迫りますが、両者の間を茅原が鮮やかなまくり差し。茅原はグイっと艇を伸ばすとバックストレッチで一歩前に出ます。そのまま次コーナーも先に回った茅原が首位の座を確保。茅原が最後まで守り切り、1着でゴールラインを通過しています。桐生の追撃をしのいだ松井が次位入線。桐生が3着に入っています。