予選2日間を終えて3着3本と勝ち切れていない池田。しかし、1号艇となれば意地の逃げ切りを見せたい。戦える足は備えているだけに、まずは1マークで先手を奪いたい。捲りに捲り差しと柔軟な攻めが通用しそうな山口を相手に指名する。2日目の整備の成果があってバランス型の仕上がり。山口の攻め次第になりそうな守田だが、2日目の展示時計ほど動きは悪くなさそう。「足は今年で一番いい」と自信の表情を浮かべる大上。6号艇でも展開が向けば侮れない。

コンマ13のスタートを決めた池田がイン速攻！　木下が差し、山口がまくり、下出がまくり差しで相次いで迫るも、池田には届かず。きっちり1マークをクリアした池田がバックストレッチで前に出ると、1周2マークも先制します。池田は後続を大きく引き離し、悠々の一人旅に突入。手綱を緩めることなく走り切った池田が待望のシリーズ初1着を手にし、ポイントアップに成功しています。