『時は来た！それだけだ』悲願のSG制覇へ、V最短距離の1号艇をつかんだのは西山。三拍子揃った舟足でヒケは取らず、あとはキッチリ逃げ切るのみ。いつもは陸の上だが、最後は水面で最高のパフォーマンスを魅せる。西山の初V阻止へ馬場が2コースから虎視眈々。舟足は普通といった感じだが、ターンで勝負。逆転Vを狙う。準優同様3コースから積極策の河合も仕上がり良く一発注意。佐藤、羽野もチャンスのある機力で展開次第。

コンマ11のトップスタートを決めた西山が1マークを先制。西山に対し馬場が差し、河合がまくりで応戦するも、それをしっかり押し切った西山が直線で一歩前に出ます。西山は次のターンマークも安定感を持ってクリア。後続を引き離すことに成功し、独走体勢に突入します。最後まで手綱を緩めず航走した西山が1着でゴールイン。第30回オーシャンカップを制し、悲願のSG初優勝を果たしています。