予選ラストの12レースは1号艇に茅原がエントリーされた。プロペラ調整がマッチして全体的に舟足は水準以上に押し上げてきている。強力な伸びがある湯川は脅威となるが、スタート張り込みイン有利にレースの主導権を握る。3日目連勝の湯川が4コースのカド位置からダッシュを乗せてまくり勝負に出る。スリット後に角度をつけて斜行一気に茅原に襲いかかる。舟足が仕上がっている峰は、湯川の攻めに乗ってまくり差し狙い。1マークの展開次第では突き抜けるシーンもありそうだ。ピット離れのいい河合のコース取りにも注目したい。

4コースの湯川がコンマ08のスタートから勢いよく飛び出していきます。1マークまで内側を一飲みにした湯川がまくり一閃！　瞬く間にトップに躍り出た湯川は早くもバックでリードを獲得します。2マークも難なくクリアした湯川は手綱を緩めることなく航走しゴールイン。3連勝で予選を締めくくり、準優勝戦へ弾みをつけています。2着には湯川に続いた峰が入線。3着は河合の猛追をしのいだ茅原が入っています。