12レースは、伸び寄りでパンチのある76号機とタッグを組む馬場の1枠戦が中心。機力負けはなく進入もマイペースの3対3の起こしが有力。インから伸び返して一気に押し切る。稲田がセンター3コースから鋭いスリット攻勢を繰り出しフルターン勝負に出るが、「最近の中で一番モーターに手応えはある」入海も、稲田の攻めに乗って好展開を差しバック好位置へ。さばき巧みな外枠2者・中島、重成のモーター素性も良く、混戦なら出番は回りそう。

コンマ09の好スタートから稲田が勢いよくまくり差し。インの馬場のターンが乱れて後退すると単独首位の座に躍り出ます。稲田は直線で後続に水を開けるとあっさりと独走スタイルを構築。以降も冷静に周回を重ねた稲田が今節3勝目を手にして得点率1位に浮上しています。2番手には2周1マークで内を走る中島を全速でまくった入海が入着。猛追する重成をしのいだ中島が3番手となっています。