準々決勝ラストの12レースは、狙い目の多いカードとなったが、初日後半はチルト3度の強伸び仕様でまくりきった菅を中心視。2号艇でもダッシュ位置を選定。スロー水域に足場を築く茅原、山口、毒島ら銘柄級を、4コースカド位置からスリット後にグイグイと舟足を伸ばし斜行一気のまくり勝負に出る。浜田、新開が菅マークから好展開を突いて浮上を狙うが、菅のまくりが不発だと、連日のイン戦となりそうな茅原が先に回って主導権を握るケースも。

菅が狙い通りの4カドを奪取して134/256の並びになります。唯一0台のスタートを決めた茅原に対して菅がグイグイ内へ絞ってまくり攻勢。茅原も艇を合わせて抵抗して菅のターンは流れ加減になります。競り合いで空いた懐を毒島が強襲して直線は茅原と毒島の一騎打ちに。勝負の1周2マーク、毒島が先行するも差し返した茅原がリードを奪います。ここで決着をつけた茅原が1着でフィニッシュ。準決勝へ駒を進めています。