開催初日の馬場は4、6着。しかし、後半レースは展開が向かなかっただけに成績ほど悲観をするような動きではなさそう。逃げ速攻から挽回の一戦にしたい。2連対率ほどのパワーを引き出せていない篠崎の58号機だが悪い部類ではない。捲りに捲り差しと柔軟かつ強気の攻めで逆転駆けを狙う。松井はロス無くスムーズに一番差しを入れて道中勝負へ。手堅いコーナー捌きを見せたい。徐々に操縦性は上向いてきている深谷。ダッシュを乗せてシャープに切り込みたい。

スリットやや後手を踏んだ馬場が1マークまでに伸び返して位置優位に旋回します。しかし、ブイ際あいたところに松井の鋭い差しが強襲。松井がわずかにノゾくも馬場が食らいつき、バックストレッチは馬場と松井の並走状態になります。迎えた2マーク、全速で握った馬場が松井を引き離して先頭へ。激戦を制した馬場が節間初白星を獲得しています。見せ場を作った松井は惜しくも2番手まで。