馬場は予選ラストに巡ってきた1号艇。オール3連対は3日目に途切れたが、気温も下がりモーターの2連対率以上には動いている。外の攻めを受け止めて1マークを素早く先取る。焦点は次位争い。展開次第で誰にでもチャンスがある5者。機力面では太田が一歩リード。展開を突く舟足はあるが、コースは微妙。久田に地の利があるが、こちらも自力勝負は厳しい伸び足。一番差しから粘る市橋に、カド位置に構えれば赤坂も軽視できない。

コンマ17でスリット超えた馬場が1マークを先マイします。平本がまくり差しで応戦するも、馬場までは届かず。馬場はグイッと艇を伸ばすと、続く2マークも先に旋回します。平本がしぶとく食らいつきますが、馬場は首位の座は譲らず。そのまま慎重に周回を重ねた馬場が1着でゴールし、4日目を2連勝としています。惜しくも及ばなかった平本は2着まで。久田が3着に入り、レースを終えています。