準優勝戦で唯一の逃げを決めた丸野が最終戦の1号艇。徳山に続く周年記念連覇に挑戦をする一戦だが、舟足に関しては上々の仕上がり。他を寄せ付けない逃げでVを狙う。逆転候補の一番手は峰を指名。豪快な捲り差しを炸裂させて内勢へ激しく詰め寄る走りへ。出足関係はトップ級の動き。深谷は峰よりも先に攻める展開に持ち込みたい。地元の意地を見せつけたいところ。穴的存在ならば、5日目11レースで好ピット離れを見せた安河内の捌きに注目。

安河内が動き、進入隊形は132/456の並びになります。先制ターンする丸野に、安河内が差し、深谷がまくり差しで攻めますが、丸野には届かず。丸野はバックストレッチで深谷の猛追を受けるも、トップを死守します。迎えた1周2マーク、丸野が冷静に回ってここで深谷との距離を拡大。以降は最後まで危なげなく快走した丸野が、9月の徳山クラウン争奪戦に続いて今年2つ目のG1タイトルを獲得しています。