優勝を飾った前節の徳山周年記念に続いて予選トップ通過となった丸野。今回も高水準でバランスが取れた舟足。スタート後に伸び返して逃げ速攻を決める。4日目は6着の菊地。しかし、成績ほど悲観をする足色ではなさそう。スタートの切れ味も鋭いだけに強気の攻めで突破を図りたい。菊地が仕掛ければ展開が向きそうな池永は差し場をうまく拾って道中勝負へ。舟足と合わせて操作性の良さもある塩田の31号機。ダッシュ攻勢からスムーズに捲り差しを入れたい。

菊地が好スタートを決めるも、しっかり伸び返した丸野が1マークを先マイします。丸野の旋回が流れ加減になると、ブイ際を的確に回った塩田が肉薄。しかし、丸野がグイッと艇を押し進めて直線で一歩前に立ちます。丸野は続く2マークも先にクリアしてリードを拡大。そのまま後続を寄せ付けない走りで周回を重ねた丸野が先頭でゴールイン。見事な逃走劇を披露し、ファイナルの1号艇を手にしています。