ベスト18入りへ予選ラストとなる11レースは、前半レース次第では目イチの勝負駆けとなる馬場の1枠戦に期待する。ターンスピードに逃げ手腕は一級品、モーター勝率なりで舟足は中堅クラスでも、行き足がパワフルな佐藤を絶好の壁役にして先手先手とレースを運ぶ。次位争いは混戦模様。3コースから仲谷がまくり、まくり差しの両面策で迫るが、伸びに手応えを得ている瓜生も機敏なハンドルさばきでバック浮上を狙う。快速の佐藤に、外枠でもパンチ力がある定松も侮れない。

展示同様に守田が動いて1236/45の隊形となります。やや中へこみのスリットから馬場が1マークを先マイ。瓜生がカドから鋭くまくり差して肉薄するも、直線で馬場をとらえきれず先行を許します。馬場は次コーナーで的確にターンを決めると、瓜生との差を広げてセーフティーリードを形成。押し切った馬場が最後まで堅実なレース運びで待望の今節初白星を飾っています。見せ場を作った瓜生が2番手まで。