12レースの1号艇には、実力と人気を兼ね備えたトップレーサーの峰がエントリー。モーターは勝率通りで機歴がパッとしない56号機でも、早々に調整の手が加わり先に回れる行き足はキープしている。スリット五分にまとめてイン一気にレースの主導権を握る。フライング持ちでもスタート的確な守田がセンターから外をブン回り、井口は4コースカド位置から守田の動向を見据えて冷静な差しワザで浮上を狙う。地元の坂元は2コースから手堅く差しに入り粘る形。稲田は低調の枝尾を叩いて道中勝負へ。

峰以外が0台スタートを決めるも、絶好枠の峰が1マークを先制します。まくらせず差させずのターンで1マークをクリアすると、バックストレッチで早々にリードを構築。続く2マークも先に旋回した峰は、その後も堅実な走りを見せて1着でゴールしています。順走した坂元が2番手を確保。坂元に詰め寄るも僅かに及ばなかった稲田は3番手まで。なお、4号艇の井口が落水失格としています。