準優勝戦3番勝負のラスト12レースは、予選6戦をオール連対の活躍で得点率トップ通過を決めた山口が1号艇で登場する。出足、行き足に回り足は納得のレベル。「直線はいい人がいるけど、行き足がいいのでそこはスタートでカバー」の心意気で挑む一戦。インをガッチリ固めて最内経済コースをクイックで回す。エース機を駆る高田がパワー存分に山口に迫る。一次元上の直線が魅力の藤山もスタートがかかれば突き抜ける伸びがあり脅威の的に。枠なりもあるが、コース取り果敢な赤岩の動向にも注目したい。

赤岩が動き142/356の隊形になります。山口がコンマ01のタイミングで踏み込むと、勢いそのままに1マークを先制。バックストレッチで艇を伸ばした山口はあっさりと独走体勢に持ち込みます。最後まで安定感のある走りを見せた山口が先頭でフィニッシュ。優勝戦の絶好枠を手にしています。混戦となった赤岩、吉田、坪井による2番手争いは2周1マークで抜け出した吉田に軍配。3番手は坪井が取り切っています。