予選首位通過の毒島が準優勝戦11レースの白い勝負服を着用。課題としていた直線系統も出足系統がいい分、補えてきた。現状の仕上がりなら外を受け止められるくらいのパワーはあり、押し切りが濃厚。焦点は相手探しになるが、カド想定の下條を狙いたい。目立つ機力ではないが、モーター勝率以上に動いており好勝負可能だ。テンから差し構えの松井は出足を活かせて粘りの走りへ。2マーク勝負も視野に入れて握りマイに活路を見出す池田。地元の長・原田の動向にも注意必要。

ピット離れ遅れた下條が6コースとなり、123/564の隊形となります。気合の踏み込みから毒島が有無を言わさぬ速攻戦を展開。他艇はなす術なく、きっちり押し切った毒島が早々に首位の座を確保します。毒島は周回を重ねるごとに後続と大きく水を開けてそのまま1着でフィニッシュ。2周1マークを的確に旋回して、食らいつく松井を下した池田が優勝戦最後の切符をゲットしています。