今年6月に行われた『SGグランドチャンピオン』を制した池田が1号艇でエントリーされた。言わずと知れたからつ巧者だ。引いたモーターは30パーセントそこそこの中堅機だが、他5艇との比較でもヒケはとらず機力負けもなし。インから速攻を決めてレースの主導権を握る。近況はパッとしないが、調整が合えば水準以上に仕上がる43号機の地元上野が逆転の一番手。センター3コースから持ち前の機動力を発揮して池田に迫る。濱野谷はモーターが非力で気配と相談。6コース発進でも、当地をドル箱にしている丸野も侮れない。

篠崎のピット離れが遅れ、すかさず丸野が5コースを奪取。進入隊形は123/465となります。磯部がトップスタートを放ちますが、1マークまでにきっちり伸び返した池田が先マイ。池田はバックストレッチで早くも独走体勢を築きます。その後も危なげなく周回を重ねた池田が初日ドリーム戦を快勝。幸先いい滑り出しとなっています。次位争いは並走する磯部を1周2マークで振り切った篠崎に軍配。