深川が6戦3勝2着2回の成績で、予選トップ通過を果たした。タッグを組む11号機は8月に使用し今回が2回目。「前回乗ったときより良くなっているみたい」と序盤から確かな手応えを得てシリーズをけん引してきた。12レースは指定席の1号艇。外を蹴散らし逃走スタイルを築く。瓜生も行き足の良さなら負けていない。1マークまでに隊形をよくして差し、バック肉薄する。センター好位に構えて長田が全速強襲。濱野谷も自在にさばいて上位着争いに参加する。

君島がトップタイミングでスリット駆け抜けるも、1マークまでに伸び返した深川がイン先制。まくらせず差させずのターンで押し切っていきます。深川は直線でスルスルと艇を伸ばすと、早くも安全圏に突入。以降も危なげなく周回を重ねた深川が1番手でゴールし、ファイナルの白いカポックを手にしています。2番手に1周2マークを的確に突いて前に出た瓜生が入線。最後の1枠に収まっています。