予選首位通過の毒島が5日目、11レースを豪快に逃げ切って勝利を飾った。舟足も日毎に勢いを増していて特に問題は無さそう。最後もきっちりと逃げで締めくくってV獲りへ。節一級のパワーを誇る太田の36号機が相手筆頭。スリットで毒島にプレッシャーを与えて鋭く差し抜けるレースに持ち込みたい。井口は準優勝戦と同じく捲り強攻策で内勢を一気に沈めにかかりたいところ。以下は混戦ムードが漂うも機力でリードする海野の捌きを狙う。

土屋は思うように前付けが決まらず5コースまで。展示と変わって進入隊形は123/465となります。ほぼ横一線のスリットから太田がまくりを狙うも、ガッチリ受け止めた毒島が完封。毒島は艇団を大きく抜け出して、みるみるリードを広げます。早々に安全圏へ突入すると、次コーナーも冷静にクリア。そのまま首位をキープした毒島が見事な逃走劇を披露し、今年2度目となるG1制覇を達成しています。