12レースは1枠に組まれた前田の逃げ手腕を信頼したい。モーターは昨年の7月が初下ろしで、機歴は中堅いっぱいの評価だが、インが強い大村水面に加えスタート力を加味すれば先に回れる公算は大。互角以上の踏み込みを決めて先手先手とレースの主導権を握る。良機の佐々木が2コースから差しに構えてバック追撃。北川はセンターからパワーまかせに握って好勝負を演じる。機動力ある魚谷は6コース発進となっても、パンチのある走りで見せ場を作りそう。

魚谷が前半のアクシデントで欠場して5艇での争い。北川がトップスタートを決めますが、1マークまでに追いついた前田が先行します。前田のターンがやや乱れると、佐々木がシャープな差しハンドル。瞬く間に前田をかわした佐々木は、2マークで内から迫る林をさばいて先頭をキープします。佐々木はその後も落ち着いて走り切り、初日から無傷の3連勝。2番手に前田、3番手に林が入っています。