4日目に続いて12レースの1号艇となった馬場。4日目は2着に敗れたがシリーズ序盤は3連勝を飾ったように舟足は悪くない。今度は逃げ速攻を決める。「足は全部がいい」と変わらずモーターに関しては自信の表情を浮かべる菊地を相手に指名。捲りに捲り差しの両面策から突破を狙う。山口は上積みが欲しい舟足だが、スムーズに一番差しを入れられる状態に押し上げたい。山口と同じくパワー不足の桐生。しかし、技量とスピード旋回で補って抜け出しを図る。

菊地がカドに引いて、進入は12/3456の並びとなります。コンマ07でスリット駆け抜けた馬場が1マークを先取り。他艇をシャットアウトすると、早々と抜け出しに成功します。馬場は次コーナーもしっかりと自らのターンを披露。残りの周回も危なげなく航走を続けた馬場がファイナルへと駒を進めています。1周2マークで山口と菊地がやりあう隙に、内を小さく回った篠崎が最後の切符を手中に。