更に上を目指して調整を続けていきたい篠崎の舟足だが、1号艇の一戦ならば逃げ速攻が通用しそうな動き。1マークで先制ターンを決めて、そのまま粘りの走りへ。実戦向きで篠崎よりもパワーで上回る羽野の43号機。スリット後に艇を伸ばして内勢に激しく迫るレースを見せたい。徐々に出足と伸びのバランスが整ってきた井口は、鋭く一番差しを入れて道中勝負に持ち込むか。以下は山崎と磯部の争いになりそうだが山崎の捌きに期待をしたい。

磯部の欠場により5艇立てとなった3日目12レース。羽野がトップスタートを決めるも、伸び返した篠崎が真っ先に回っていきます。篠崎は後続を寄せつけずにクリアすると、力強く押し切って首位の座を堅守。以降は落ち着いて周回を重ねた篠崎が、シリーズ2勝目を手にしています。井口が1周2マークを上手くさばいて2番手で入線。怒涛の追い上げを見せた羽野が、山崎をかわして3番手となっています。