12レースはスピードスター馬場に待望の1枠が巡ってきた。初日2走は大敗を喫しリズムに乗り切れなかったが、2日目は朝から本体を念入りに点検し、整備する姿がありモーターの底上げは十分に見込める。インからひき波のない最内経済コースをクイックで回しレースを作る。良機とタッグを組む池田が2コースから定石通りに差しに構えてバック馬場に迫る。4コースカド位置からロスなくターンマークを回す坪井も連争いに参入。競った時のレース足が劣勢だった太田は、センターから全速戦に活路。

馬場がコンマ04のトップスタートを決めると1マークを先マイ。差した池田は引き波を超えきれず、馬場がバックストレッチで押し切っていきます。セーフティーリードまで広げた馬場は、その後も落ち着いた航走でゴールイン。馬場が3日目メインカードで勝利を収めています。順走の形になった池田は2番手で入線。3周1マークを握って回った佐藤が、太田を振り切って3番手となっています。